アイキャッチ物語 #21「スクールアイドル記念日。ファンになって一周年」

 
いつもかわいいと好評頂いているアイキャッチ。ビジネスアカウントのメンバーに頼んで、ストーリーをつけてもらいました。
 

「大輔!今日も良いニュースあるよー。ふひひ」

「朝っぱらから大声かけてくるなよ。昨夜バイト終わってから勉強してて寝たの二時だぞ。すっげ眠ぃ」

「それはお疲れっ!カリッシュが昨日で一周年だったんだよ。大輔が帰ってから体育館でライブやってたよ!」

「あ~。カレー店とコラボしてるグループだっけ。三人組。うちの店でも話題になってるから存在は知ってる」

「そう!私をスープカリィの虜にしたアイドルグループ!味を思い出したらステーションビルのお店にまた行きたくなってきた。じゅる」

 
「よだれ垂らすな。万知子は暇を持て余してていいよな。俺、放課後はいつもバイト入ってるから」

「暇じゃないよ。新聞部の取材も兼ねてるし」

「新聞部って普段何やってんのさ。名前は聞くけど活動内容が不明なんだよな」

「部室の中に壁新聞貼ってるよ」

「そんな新聞に意味あるのかよ」

「だってうち、正式な部じゃないもん。廊下の壁に掲示する許可もらえない」

「どうせ話題になった記事とか無いだろう」

「あるよ!部長の体当たり取材。『無人島に謎の煙が立ってたから見に行った!』結構話題になったはずだけど、知らないの?」

「ほう。無人島の遠泳も結局行かなかったなぁ。バイトがあるし」

「大輔はいつも忙しいよね。授業が済んだら教室出てっちゃうし」

「俺、自分が知らない話で同級生が盛りあがってんの嫌いなんだよね。すげー疎外感」

「だから色々最新情報教えてるんじゃない。持つべきは情報通の友人!」

「恩を着せようとしても無駄。知らないことは無かったことにしてるから」

「クールだなぁ!実は結構寂しがり屋でしょ~」

「うるさい。そんで?カリッシュ一周年がどうしたって?」

 
「観客100人超えのステージ!ひなこちゃんと見に行ったんだけど、わおんちゃんもなな様もあみちゃんも可愛いのー!」
 
「同性にそこまで夢中になれる女子ってすごいよな。俺、男のアイドル見てもなんとも思わんけど」
「ひなこちゃんが目標にしてるアイドルだもん。私も大好きだよ」

「ひなこって誰だっけ?」

「アイドル志望の友だち。書類審査に通ったって言ってたから、二次審査用の服を買いに行くの!彼女らしく輝いて欲しいんだ!」

「あぁ、あの子か。そりゃおめでとう。輝く舞台なんて、俺には関係ない世界だろうけどな」

 
「そんなことないよ。この町は誰もが輝いてるよ」

「そうか?俺なんか割りとイヤイヤ働いてるけど」

 
「楽しいばかりじゃ輝けないんだよ。夢見て満足してるだけじゃ何者にもなれない。それがわかってるから行動してる。ほら、大輔も輝いてる」
「そりゃ万知子の勝手な決めつけだろ」

「じゃあ、いつかこの街の人たちにインタビューして回って新聞を書くよ。どんな人でも輝いてるって証明するね!」
 

 

 

万知子

万知子 翔愛学園高等部 2年生
新聞部部員。
アイドル志望の友人ひなこを応援している。
 

 大輔

大輔  翔愛学園高等部2年生
バイトに明け暮れた生活のため校内のことに疎い。
自分だけ知らないことは無かったことにしたがる寂しがり屋。

 

 

 

 

文章:望月明音(ビジネスアカウント)
背景:ゴルさん(ビジネスアカウント)
 

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