アイキャッチ物語 #9「可愛いクラゲは歌が好き。サメはワイルドさを夢見てる」

いつもかわいいと好評頂いているアイキャッチ。ビジネスアカウントのメンバーに頼んで、ストーリーをつけてもらいました。

「私は可愛いクラゲちゃん~♪波間ぷかぷーか。るるる~♪波間ふわふーわ。ららら~♪」

「飼育員さーん。『可愛いクラゲ』が水槽から脱走してるぞー」

「サメ!私を食べる気ね!?」

「いやいやいや。ワイルドな俺様がクラゲを襲うわけ無いだろ。落ち着け」

「あ~、なんだぁ服の柄だぁ。びっくりした」

「奥から変な歌が聞こえたから見に来たんだって」

「心の声を勝手に盗聴しないでっ」

「サメに読心術スキルはない!心の声駄々漏れだっつーの」

「はっ。マジですか。やっちゃいましたか。何番まで歌ってましたか」

「そんなん知らねーよ。えらくごきげんなところ邪魔したな」

「そうですよー。クラゲモチーフの服で波間を漂うクラゲの気分を妄想してたのに、一気に現実に戻されちゃった」

「クラゲ、好きなの?」

「クラゲの魅力知りたいですか!?クラゲ好きですか?だったら色々お教えしますよ。クラゲの可愛さを一人でも多くの方に知っていただきたいんです!」

「クラゲなんて波間を漂ってるだけだろ~。その点サメなんて力強くシャーッと泳いでガバっと獲物をかっ食らう!このワイルドさのほうが俺は好きだね!」

「クラゲだってたまには泳ぎますよ」

「へぇ。じゃあクラゲって漂ってるふりして泳いでんの?回遊魚みたいなもん?」

「クラゲは回遊しないです。もし、そんな遠くまで潮に流されたら戻ってこれません。たどり着いた先に生きていく環境がなかったら困るじゃないですか」

「海は繋がってんのになぁ。でもさ、もしも生息に適した場所にたどり着くクラゲが居たら、仲間を増やして楽しく生活してたりしてな」

「それは…素敵な発想ですね。でも、行ってみて戻ってこれないから、私だったら試す気にはなれないなぁ」

「そしたら俺が迎えに行ってやるよ!サメはスイスイ泳ぐんだぜ」

「じゃあ、その時が来たらお願いしますね。ふふふ、面白い人ですね」

「海の仲間同士、助け合いだな!」

「今日はここに来て良かったです。楽しい時間を過ごせましたっ」

「そりゃ何より。俺も避暑に来て変なやつ見れて楽しかったわ。今度また会えたら話そうぜ。俺、甚平っていうんだ」

「ジンベイ?プランクトンばかり食べるサメじゃないですか。あんまりワイルドじゃないですー」

「そういう名前なんだから!ほら、君も名乗って!」

「私は…ジェリーフィッシュは長いなぁ。うーん」

「今から名前考えるのかよ!」

「そうだっ。くらら!くらげのくらら!」

「安易な…。波間くらげ子でいいじゃん。決定」

「そ、それは…結構いいですね!」

「いいんかい」

「ジンベイザメは回遊するらしいですね。今度は一緒に七つの海を旅する妄想でもしてみよっと」

「冒険は浪漫だな!そしてワイルドだ!…でもな。俺、泳げないんだわ」


くらら
くらら 翔愛学園高等部 1年生
クラゲが大好きで、妄想しだすと自作の歌を無意識に披露しちゃう。
学校が無い日はアクアリウムでぼんやり過ごすことが多い。
 甚平
甚平 翔愛学園高等部 2年生
ワイルドというキーワードが大好き。サメもワイルドだから好き。
その名の通り?本当はおとなしくって優しい。
ひとりぼっちで歌ってるくららを見過ごせずに声をかけた。

文章:望月明音(ビジネスアカウント)

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