アイキャッチ物語 #169「めざせファン一万人!」

いつもかわいいと好評頂いているアイキャッチ。ビジネスアカウントのメンバーに頼んで、ストーリーをつけてもらいました。

会いに来ました!
私のファンになってください。
あなたが記念すべき第一号です。

あ。
間に合ってます。
俺、そういうのいらないんで。

待ってください。
会いに来てくれるアイドル、新しくないです?
今からファンになっておくと、自慢できますよ。

気持ちは十分わかります。
若いし、そこそこ可愛いし。
みんなアイドル好きですよね。

そうそう、そうなんです。
手始めにこの町の住民をファンにしたいな。
サンタさんにお願いしたら叶うかな。

サンタが来るまで、何もしないの?
地道に努力した方がいいよ。
どんな売れっ子も、1人のファンからだよ。

がんばってるけどね。
誰もファンになってくれないの。
ニコニコして、親しみやすさを売りにしてるのにね。

誰の心にも、アイドルがいるから。
みんな自分がいちばん大好き。
そこに割り込むんだから、覚悟しなきゃあ。

熾烈なシェア争いってわけなのね。
もっとお気楽に考えてた。
よし、帰って作戦練らなくちゃ。

うん。その前に、ちょっといいかな。
ここまで親切に教えてあげたんだから。
俺のファンになってよ。

えっ。
まさかあなたもアイドル?
いいですよ。ファンになります。

ありがとう。
これ、ステージのチラシ。
最前列で応援してね!

わぁ。音楽やってるの。
いいなぁ。楽器できて!
実は私、外見しか取り柄なくって。

わかるわかる。
俺も自分がいちばん輝いてると信じてる。
似た者同士だから、君のファンになるよ。

ありがとう!
これで一人ずつファンができたね。
よーし、これを足がかりにがんばろっ!


 

%e5%86%ac%e8%8f%9c冬菜 翔愛学園高等部1年生
外見には自信がある駆け出しアイドル。
翔栄町内でファンを集めている。

%e5%ae%97%e5%8f%b8宗司 翔愛学園高等部1年生
自分が大好き!という気持ちが止まらない。
あふれる自分への愛を音楽にして発信中。

 

文章:望月明音(ビジネスアカウント)

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