いつもかわいいと好評頂いているアイキャッチ。ビジネスアカウントのメンバーに頼んで、ストーリーをつけてもらいました。
「菜々子ったら童話モチーフの衣装、よく見つけてきたよね」
「うふふ。お姉ちゃんの友だちが貸してくれたの」
「童話カフェの成功は約束されたも同然だね!」
「まだ半分よ。童話カフェの成功は理沙ちゃんの台本にかかってるもん」
「ウハ。部長もなんで私に寸劇台本作れなんて無茶振りしたんだろ。白雪姫と長靴をはいた猫が同時に出る物語かぁ。書けるかな」
「余興だから、気楽にやろう」
「どうせやるなら、本格的に感動させたいよ!」
「理沙ちゃんたら自分でハードルあげちゃうし…。困った人」
「あっ!インスピレーションの神、降臨!」
「ええ!もう考えついたの!?」
「うん!森で白雪姫にキスした猫が人間になりました!」
「理沙ちゃん。毒りんご食べて、いっぺん仮死っとく?」
「あはは。降りてきたのは通りすがりの一般人だった模様」
「そうだ!白雪姫の飼猫が悪い魔女から飼い主を守るために変身とかいいんじゃない?」
「おおっ。菜々子の方がセンスありそう!」
「学園祭はまだ先だし、ゆっくり考えようよ」
「あっ!今度こそ神降臨の予感!白雪姫と七匹の猫!」
「いいね。それどんな話?」
「リーダーが長靴をはいた猫でしょ。他の六匹は『長靴下をはいた猫メイド』なの」
「猫のメイドさん!可愛い!!」
「舞台はカフェだもん。猫耳メイドさんがオーバーニーソックス履いてて、見た目も華やかセクシー!」
「それと白雪姫がどう関係するの?」
「白雪姫が森を彷徨ってたら猫がやってるカフェを見つけて、そこに住まわせてもらいながら働くの!」
「なるほど~。白雪姫がりんごパイ焼いて出したり?」
「そう!魔女は自分より綺麗な女が嫌いだから、猫たちのセクシーなお色気に泣いて逃げてっちゃう」
「王子様は出ないの?」
「私が王子です!」
「あー。そういうことね。白雪姫は長靴をはいた猫と末永く幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし」
「よし。帰ったら台本にしてみよう」
「問題がひとつあるけど、言ってもいい?」
「どうぞ」
「うちの同好会、他のメンバー全員男よ」
「猫はオスだってかわいいよ!大丈夫!!」
「出展許可、降りるとイイね。さて、帰るかな」
「何よ。さっきまで乗り気だったくせにー」