アイキャッチ物語 #25「食べるの大好き秋絵ちゃん」

 
いつもかわいいと好評頂いているアイキャッチ。ビジネスアカウントのメンバーに頼んで、ストーリーをつけてもらいました。
 

「はー。なんだかカレー食いたい」

「いきなりどうしたの?柊真君」

「だって秋絵ちゃんからカレーの匂いがする。お前んとこ自炊だろ」

「昨日作ったよ。それで部屋中にカレー臭がついちゃった」

「一人分作る程度なら、そこまでにおいつかなくね?」

「分量を間違えて作りすぎちゃった」

「カレーパーティやるほど作ったんじゃね?まったく、誰かが一緒に食べてやらんと減らないだろう」

「部屋に私一人しか居ないから、がんばって食べたよ」

「はぁっ!?寮なんだし、俺とか呼べよ」

「冷蔵庫のあまりもの野菜とか缶詰のひよこ豆を入れたごった煮カレーだったからね」

「なるほど。お見せできません、か」

「食べた分は運動して消費しよっと」

「丁度いいや。体育祭に参加してこようぜ」

「うーん?そこまで本格的な運動を求めてないんだよね~。食べ過ぎた罪悪感が消えるくらいでいいの」

「食欲の秋だもんな。食べ過ぎるのはしょうがない」

「そうよ!いつ食べても美味しいカレーがいけないのよ」

「よし、一緒にカレー食いに行くか」

「どうせなら今度はケーキを食べ過ぎたい」

「ケーキも食べりゃいいじゃん」

「乗った!もちろん誘った人のおごりだよね。早速ケーキ屋行こうよ!」

「ちょ、先に寮だろ?カレーごちそうになるよ」

「ううん。全部食べて残ってないよ」

「えー。せっかく秋絵ちゃんの手料理食べるチャンスが。まぁデートに誘えたしオッケー?」

「ケーキ屋さんのサイト、新作情報出てるかなー」

「ん?ちょっと待て。こいつどんだけ食べれるんだ?」

「うわぁ。どれもこれも美味しそう!新作の紫いものモンブランも栗のクリームプリンもいいね!」

「あーあ、明日は泣きながら運動場走ってるだろうなぁ」

「食べるの大好き!!」

 

秋絵

秋絵 翔愛学園高等部 2年生

柊真とは友だちだと思っている。
食欲の秋を満喫中だけど、食後の罪悪感に悩まされている。
 

 柊真

柊真 翔愛学園高等部2年生

秋絵に友だち以上の好意がある様子。
今回、手料理食べたいアピールは通じなかった模様。

 

 

 

 

文章:望月明音(ビジネスアカウント)
背景:ゴルさん(ビジネスアカウント) 
 

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