いつもかわいいと好評頂いているアイキャッチ。ビジネスアカウントのメンバーに頼んで、ストーリーをつけてもらいました。
「桜子~。Trick or Treat?お菓子くれなきゃいたずらするぞ!」
「づら、ですって?これはエクステよ」
「いや、誰もそんなとこ指摘してないし。意味違うし」
「くれくれ言ってると嫌われちゃうわよ」
「ああ、うん。どっから説明したらいいんだろーか」
「麻里子、途方にくれないで。ボケにはツッコミでしょ?」
「大暴投しといて、そんなの拾えるか!!」
「うん。いい感じ。麻里子はいい漫才師になれるわ」
「違うわ!ハロウィンだからお菓子くれって催促してるの。漫才ちゃう!」
「ねぇ麻里子。不幸な目に遭いたくなければお菓子よこせって、素直にお菓子くれる人ばかりかしら」
「普通はくれるよ。今日だって飴とかクッキーとか食べかけのスルメとかもらったもん」
「たまには不幸にしてくれ!ってすがりついてくる人がいても不思議じゃないと思うのよ」
「そしたらコンビニで贈答用の缶入りクッキーでも買わせるよ!ほら、お金が減って不幸になった」
「嫌だわ。そんな他人の懐をあてにするような子。縁を切ろうかしら」
「桜子がネタ振ってきたんでしょ!!!」
「からかうと楽しい子って友だちに最適だわ」
「あーもう。そうじゃなくって、お菓子ちょうだいってば!」
「結局それなのね。私は麻里子にとって都合のいい女の子」
「こーらぁ。誤解招くような言い方すんな。運動場で拾った飴でもいいから、1個ちょうだいよ」
「メロンパンなら持ってるわ。それでいい?」
「お菓子じゃないけど、菓子パンか…うん。いいよ。それで手を打つよ」
「じゃあ、はい」
「歯型ついてるよ!?」
「パン食い競走の獲物だから当然よ」
「こらこら。いくら友だちでもコレは…」
「かじりかけのスルメもらってきたくせに」
「こ、これは憧れの先輩が手持ちないからってくれたのよ」
「わかったわ。毎晩寝る前に眺めてニヤニヤする気ね!?変態さんなのね!」
「もーいいよ。お菓子くれないなら次行くし」
「じゃあ、私もついてっていいかしら」
「いいけど、桜子もお菓子欲しいの?」
「主にいたずら担当でついていくわ。さぁ。不幸にしてほしい子はどこかしら。ふふふ」
「桜子のボケってほんとわかりづらいわー」