いつもかわいいと好評頂いているアイキャッチ。ビジネスアカウントのメンバーに頼んで、ストーリーをつけてもらいました。
きゃっ。いたたた…。
大丈夫?次のリフトが来るので、早くこちらに。
わわっ。はぁ…まさか尻もちつくなんて…。
後ろから見てたけど、ちょっと座るの早かったね。怪我してない?
(冬のゲレンデ、親切な人!こ、これは恋の予感かもっ。)
ボーっとしてるけど、ひょっとして頭でも打った?
中綿のつまったウェアのおかげで無事みたい。
そう、良かった。じゃ、僕は上に移動するんで、また。
あのっ。
まだ何か?
食べながら休憩しようかなぁって。良ければ一緒におしゃべりしませんか?
そう。おつかれさま。
あっ!!売店は山の上だから、上まで一緒に!
売店は…まぁ、いいけど。
あたし花枝。あなたは?
僕?泰三。じゃあ、先に乗っていいよ。タイミングに気をつけて。
うふ。ゲレンデの出会いなんてドラマみたい。乗れた♪
君、なにか言った?
別に何も?…到着!
ここまで来ると見晴らしがいいね。さて、今度はどのコースを滑るかな。
ねぇ。ゲレンデに流れてる曲いいよね!やっぱり冬は恋愛ソングが似合うよね!?
そうかな?恋愛ソングはどんな場面でも似合ってるんじゃないかな~。
ぁぅ~、会話が続かないっ。
売店はすぐそこだけど、食べ物は飲料水とお餅くらいかな。
え。じゃあ、おにぎりとか豚汁は?
軽食類は無かったかな。みんなお腹すいたら翔栄町に帰っちゃうからね。
そんな~。体が冷えてきちゃったよ。
固形食料とチョコ、たくさんあるからあげようか。
用意がいいのね。固形食料かぁ…。
そりゃ、無事に滑れたらふもとで配布してるからね。君はもらってないの?
雪だるまのアクセサリーなら。でもこれ食べれない。
何度も滑ったら、くれるようになるよ。
そうなの。じゃあ、降りようかな。早く帰って豚汁食べたい。
君は豚汁が好物なんだね。なんだか僕も食べたくなってきたよ。
じゃあ、帰りにおすすめの食堂に案内しますよ!
食堂か。うん、帰りに連れて行って欲しいな。
ぜひ!…あっ。これってまさかのお誘い成功!?やったー!!
あはは。ゲレンデで恋愛ソング聴いてると、なんだか人恋しくなるね。
ですよね!?私の両親も学生時代にここで知り合ったんですよ!すっごいラブラブで!
そっかそっか。それは良い出会いだったんだろうね。
私も年頃になったら、恋人探しに天翔山って決めてたんですよ!
それで僕にやたらと構うんだね?
ハイ!はっ。今のは聞かなかったことに!!
どうして?
ガッツリ肉食系女子なんて、恥ずかしいじゃないですかっ!!
じゃあ、下までどっちが速いか競争だ。
そんなに急がなくても食堂逃げませんよ?
腹ペコの君に食べられたら怖い♪
私のこと、物の怪みたいに言わないでくださいよー!!