いつもかわいいと好評頂いているアイキャッチ。ビジネスアカウントのメンバーに頼んで、ストーリーをつけてもらいました。
「佐祐理ちゃん。コスプレって意外と楽しいね」
「正己には素質があるってわかってた。ショベルが似合うね!」
「ほんとに?嬉しいなぁ。このキャラ好きなんだよね」
「いきなり誘ってごめんね?あと、憂さ晴らしに付き合ってくれてありがとう」
「思い出づくりに初コスプレ。僕、男の子だけど案外いけるものだね」
「ふふふ。正己が私に『重機娘』をすすめてきたんだもの。コスプレに付き合ってもらうならこのキャラしかいない!って思ってたんだよね」
「そういえば、そこの河川敷で工事やってるよね。橋の下にトンネル…向こうに何ができるのかなぁ」
「トンネルの向こうは雪国がいいな。もう夏は飽きちゃった」
「夏に飽きたの?暑いから?」
「それもあるけどー、海に行けばそこらじゅうカップルだらけ。人に見てもらえないコスプレほど切ないものはないわー」
「あはは。きっと、二人の世界なんだよ。翔栄町は平和。いいことじゃない」
「二人の世界もいいけど、表現の自由は大事だと思うの。カップルって、お互いの良さを活かしてあげようって思うのが自然じゃないかしら!?」
「あぁ…佐祐理ちゃんは彼氏さんにコスプレ禁止令出されて喧嘩中だっけ」
「どうしてもやりたいなら『モーターグレーダー娘』は魅力的すぎるから『伝承官』にしろとか、指示される覚えはないわっ」
「『伝承官』って、四角い柱だもんね…。そのコスは夏場には辛いね」
「まぁ別にいいわ。気の合う友だちと遊ぶほうがずーっと気楽でいいもの」
「そっか。佐祐理ちゃんが彼氏さんとずーっと喧嘩してくれてたら、僕と一緒に遊んでくれるんだね」
「喧嘩が続くのは避けたいけど、正己とはいつでも遊ぶわよ」
「あ!あんなところでカップルが喧嘩してるよ。町の平和を守るためには仲裁しなきゃいけないかな」
「ほっとけばいいわよ。喧嘩くらいでダメになるようじゃその程度…私がダメージ食らってどうするの…」
「あはは。佐祐理ちゃんって海には行きたくないんだっけ。この格好で海岸に行きたいな」
「何かイベントでもあった?」
「ショベルといえば、砂を掘る!掘るといえば、潮干狩り!」
「あぁ。獲ったアサリで料理ができるって事務のお姉さん言ってたわね」
「海岸線をショベルで掘り返したい!僕は『ショベル娘』だもん!」
「こらこら。穴を掘ったら埋めないと危険よ」
「いってきまーす!ついでにアサリ大量ゲットー!フルコース!」
「人の話は最後まで聞きなさい!ふぅ。モーターグレーダーは整地用の自走式産業用車両。…私もついていくしかないようね」