アイキャッチ物語 #123「竹林の織姫と彦星」

いつもかわいいと好評頂いているアイキャッチ。ビジネスアカウントのメンバーに頼んで、ストーリーをつけてもらいました。

神社の近く…ああ、ここね!
本当に竹林があった。
笹…ああ、あんな高いところに生えてる。

七波どうした?
こんな時間に竹林に来るなんて危険だぞ。
野生のパンダに襲われるかも!

いるわけないでしょー?
うちのパンダちゃんに笹をあげようかなって。
天翔山まで行けないから来たんだけど…。

ここの竹は育ちすぎてるからなぁ。
笹なんて手がとどかないよ。
でも見て。竹に遮られた空が、一本の川みたいだ。

ああ、ほんと。天の川みたい。
夕斗、あのね。こないだはゴメン。
デート中に、ぎくしゃくしちゃって。

俺こそ悪かったよ。
ネコがねっころがってるの意味わかんなくて。
ダジャレだって教えてくれたら、わかったのに。

滑ったネタの解説させないで。
夕斗の反応見て、青ざめたわ。
だから何?て顔されるのキツイ。

まぁ、道端でネコが寝転がって、見たまんまだなって。
七波は一人でニヤニヤしてるし、置いてけぼりだよ。
一週間くらいして、やっとわかって納得したよ。

そんなに分かりづらかったの…。
あれから連絡全く無いから、嫌われたかなって。
会うと別れ話されそうで避けてたんだから。

こっちこそ、ノリが悪くて嫌われたかと?
七波からは連絡ちーっとも来ないし。
でも、これからは大丈夫。何を聞いても大爆笑する!

無理しなくていいから。
布団がふっとんだ!で爆笑されるのも…微妙。
じゃあ、今までどおり仲良くしてくれる?

やった。今夜こうして会えて、本当に良かった。
この季節の恋人って、織姫と彦星に守られてるのかな。
まぁ、小さい町だからどっかで必ず会うんだろーけど。

ひょっとして、パンダちゃんが会わせてくれたのかも。
この子たち、竹林の織姫と彦星なんだよ。
さすが七夕くじだね。すごいご利益。

パ、パンダってー!?
お互いのパンダが呼び合ったのか!
…七波だって、真顔じゃないか。

ごめん。何が起きたかと…。
あは、夕斗の気持ちよくわかった。
パンダだけにパンダって。面白いね!

そのフォローがツライ。いたたまれない!
さ、早く海岸で恋人用の短冊もらってこよう。
変な汗がダラダラ出てきた!


 

七波

七波 翔愛学園高等部1年生

デート中、ささいなことで仲違いしてしまう。
夕斗に嫌われたかと、避け続けている。

夕斗

好美 翔愛学園高等部1年生

初デート以降、七波に逃げられている。
仲直りしたいけど、会うチャンスがない。

 

文章:望月明音(ビジネスアカウント)

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