アイキャッチ物語 #147「家庭教師は忙しい」

いつもかわいいと好評頂いているアイキャッチ。ビジネスアカウントのメンバーに頼んで、ストーリーをつけてもらいました。

もう夜!
誘ってくれたのに、遅くなってごめんね。
前のお宅でトラブったらしくてね~。

珍しいこともあるんだ。
大学生の彼、大変だね。
分刻みスケジュールだっけ?

彼って言い方しないでよ。
家庭教師の先生だってば。
ズボンにジュースこぼして着替えに帰ってたらしい。

あらら。
今度から水着で来ればいいのにね。
今のうちらみたく!

やめてよ。
そんな格好の人、部屋に入れたくない。
勉強にも集中できないわ。

あは。
ルミ、ここんとこ毎日おつかれさま。
今日はのんびり泳いで過ごそうよ。

あの家庭教師、教科書読んで問題解かせるだけ。
学校の授業と大差ないんだよね。
親には好評なんだけど…。

親受けがいいってことは、イケメンね?
いいなぁ。大学生と二人きり!
ひと夏の恋がはじまりそう?

そんなんじゃないよ。
私の顔、全然見てないし。
こないだは、名前を間違えられたし。

名前を間違う?ありえない!
一日に何件も回るとそうなっちゃうかぁ。
甘いロマンスなんて、真夏の蜃気楼だねぇ。

あの先生が授業をすると、みんなテストの点いいんだって。
親の間で話題になってて、いきなり連れてきたの。
自習で十分だけどなぁ。

ルミは隠れた努力家だから。
家でも勉強してる素振り見せないんでしょ。
親ってね、机に向かってる姿に安心するんだよ。

う~ん。
フリだけで満足しちゃうのって問題でしょ。
マンガ読んでるかも。

成績をあげてくれる先生、いいなぁ。
どんな指導受けてるの?
こっそり秘密教えてよ。

だから、学校と大差ないって。
教科書読んで問題プリントを解くの。
プリントは、先生が採点したら親に提出ね。

点を見れば、勉強の成果がわかるってわけね。
親にテストの点見られるとか、最悪。
怒られたりするんでしょ?

大丈夫。いつも100点。
答えが違ってても、マルついてるよ。
親も、どうして気づかないのかな?


 

ルミ

ルミ 翔愛学園高等部2年生

家で勉強しないから、親が心配している。
そのため、家に家庭教師が来ている。

 

やすな

やすな 翔愛学園高等部2年生

成績がいい。
家庭教師とひと夏の恋に少しあこがれている。

 

文章:望月明音(ビジネスアカウント)

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