アイキャッチ物語 #211「このイチゴは甘いかな?」

いつもかわいいと好評頂いているアイキャッチ。ビジネスアカウントのメンバーに頼んで、ストーリーをつけてもらいました。

見て、ビニールハウスの中。
イチゴがいっぱい実ってる。
どれも美味しそう。

どれどれ…。
まだ青いじゃないか。
熟れてないよ。

来るの早すぎたかな。
でも、待ちきれない。
1個もらおっと。…酸っぱい!

ほら、言わんこっちゃない。
他のハウスを探してみよう。
真っ赤なイチゴがうまいはず。

あー、酸っぱかった。
これは練乳が必要だね。
今度はチューブ入りの持ってこよう。

こっちのハウスは、赤いぞ。
ほら、これなんかいい感じ。
うへ、酸っぱい。

あらら。
赤くても酸っぱいの。
うーん、困ったねぇ。

このままで使うのは厳しいな。
加工したら美味しくなるかな。
イチゴジャムとか、イチゴパスタ。

パスタ?
え~、そんなの食べるの。
卓也の味覚って変。

案外うまいらしいよ?
後で調理室来いよ。
作ってやるから。

やっぱり、生がいいよ。
イチゴパフェとか、イチゴショート。
どうしたら、甘くなるのかなぁ?

お、閃いた。
彼女に食べさせてもらう。
これって、甘いシチュエーション!

その甘さは、ちがーう。
でも、卓也がそう言うなら。
誰もいないし、いいよ?

まじで?
じゃ、じゃあ。さっそく。
あーん。

い、行くよ?
はい、どうぞ。
ちょっと、ヘタごと食べちゃだめだよ。

うまうま。
酸っぱいけど、あまーい!
これぞ恋人同士のキャッキャウフフ。

結局、酸っぱいんじゃない。
また熟れた頃に来ようか。
その方が、甘いイチゴとれそう。

もう一回、もう一回!
今度は俺が食べさせてやる。
口開けて、あーん!

照れるなぁ…。
目を閉じてていいかな。
あーん。

うぉぉ、可愛い。
ネコに餌付けしてる気分。
ほれ、食え食え。

ちょ、何個も無理!
加減ってものを考えてよね。
喉詰まっちゃうじゃない。

いや~面白くって、つい。
さて、人も増えたし帰るか。
ん?あんずどうした?

えー、いつの間に人が…。
目を閉じててわかんなかった。
卓也、教えてよ!もうっ。

あはは、ごめんごめん。
餌付けに夢中になってた。
ハウスの裏に隠れても丸見えだぞー。

うう、恥ずかしい。
畑の真ん中で大口開けて。
もうお嫁行けないっ。

おーい、調理室行くぞー。
あんずのやつ、顔が真っ赤っか。
あー、あのイチゴうまそうだなぁ。


 

あんず あんず   翔愛学園高等部2年生

卓也と付き合っている。
恥ずかしがり屋。

卓也卓也   翔愛学園高等部2年生

甘いイチゴを求めてやってきた。
人前で彼女とイチャイチャしたくて仕方ない。

 

文章:望月明音(ビジネスアカウント)

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