アイキャッチ物語 #228「天の川に新星座」

いつもかわいいと好評頂いているアイキャッチ。ビジネスアカウントのメンバーに頼んで、ストーリーをつけてもらいました。

祐実!
遅れてすまん。
いやー、バイトが長引いて!

今日はおやすみじゃなかったの。
だから、デートの約束入れたのに。
私の勘違い?

それがさー。
先輩が、風邪で寝込んで。
急に入ることになったんだよ。

そうだったの。
待っても来ないから、帰ろうかと。
もうこういうのやめてよね。

申し訳ない!
お詫びに、プレゼントするよ。
欲しい物を言って!

じゃあ、短冊を買ってよ。
ほら、せっかくの七夕でしょう。
願いごと書きに行こう。

お、そうだな。
じゃあ、行くか。
今日は星が綺麗だな。

うん、綺麗。
彦星と織姫って、よく続くよね。
私なんて一時間待っただけで、不安なのに。

祐実、知ってるか。
天の川には、糸電話座ってあるんだぞ。
それで毎晩、こそこそ電話してんだよ。

えー。そうなんだ。
どれがその星座?
形は?どの星が目印?

ほら、天の川を横断してる星の…。
おい、突っ込めよ~。
これ以上ネタ続かないよ。

うふふ。
会えなくても、声で繋がる。
ロマンチックよね。

天の川に糸電話。
この設定、気に入った。
俺たちだけの星座にしよう。

うん、そうね。
声で繋がるのは、大事ね。
それなら、電話に出てよ。

え。
一度も鳴ってないけど。
あれ、あれ?無いぞ。

あぁ、持ってなかったの。
それじゃ、出てくれないよね。
何度も電話したのに。

きっと、ロッカーに忘れたんだ。
途中で店に戻れば良かった。
祐実を不安にさせたな。

電話なんて忘れていいよ。
再会の喜びを味わってるよ。
天の2人も、こんな気持ちかな。


 

祐実 祐実  翔愛学園高等部2年生

昌宏の恋人。
電話がつながらなくて、困っていた。

昌宏 昌宏  翔愛学園高等部2年生

デートの日なのに、急なバイトが入った。
しかも長引いて、デートは完全に遅刻。

文章:望月明音(ビジネスアカウント)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。