アイキャッチ物語 #23「新しい空港ができました。今日は内覧会」

 
いつもかわいいと好評頂いているアイキャッチ。ビジネスアカウントのメンバーに頼んで、ストーリーをつけてもらいました。
 

 

「ここが新しい空港かぁ~」

「早弥香、俺らは遊びで来たんじゃないぞ。うろうろするな」

「賢悟に言われなくてもわかってるわよ。私たちは来客の対応だよね」

「うん。今日は近隣住民を対象にした内覧会なんだから、俺らの持ち場はロビーのカウンター」

「はーい。私も案内ついでに色々見て回りたいな。フロアガイド持って歩いてまわろうかな」

「制服を貸与されて浮かれてるな。こやつ」

「フロアガイドをどうぞ!現在位置は赤い印のこちらですね」

「なぁ。この町って普段あんまり人を見ないが、意外と多いのな」

「そうだねぇ。いつもどこに居るんだろう?」

「俺ら学生とは行動パターンが違うんだろうな。…化粧室ですか?それならこの通路をまっすぐ行った突き当りにございます」

「ぷっ。賢悟、顔が真っ赤だよ」

「じろじろ見るな。大人の女性と話すのホントは苦手なんだよ。俺、裏方の仕事が良かった」

「ぷぷっ。かーわいい。早く克服できるといいね」

「高校生気分はその辺にして、仕事の制服を着てるんだからお仕事モードな」

「は~い」

「そういや今度の修学旅行、飛行機かな」

「ついに海外?陸路で行けない場所だから飛行機だもんね」

「時間短縮の移動手段として使うだけで、国内かもな」

「私、常夏の島がいい!水着と日焼け止め持って行かなくちゃ」

「やっと涼しくなってきたのに、なんで暑い場所に行きたがるんだよ」

「今年はどこに行くんだろう。発表が楽しみだね」

「電車は線路があるからどこに行くのか決まってるけど、空港はどこにでも行けるから、想像がふくらむな」

「私たちは旅のお手伝いする立場だね。みんなを気持よく送り出したりお迎えする大事なお仕事」

「内覧会だから、実際には飛行機に乗らないけどな。俺らも高校生ボランティアで来ただけだし」

「今日はそうだけど。こんなお仕事もしてみたいな。一期一会だよね」

「一生で一度の出会いと思って相手に接する、か。そういう考えもいいな」

 

 

早弥香

早弥香  翔愛学園高等部 3年生
賢悟と一緒に新しい空港にやってきた。
内覧会のお手伝い用に貸し出された制服がお気に入り。
 

 賢悟

賢悟 翔愛学園高等部3年生
早弥香と共に高校生ボランティアとして空港内覧会に参加。
大人の女性と話すのが苦手なのにロビーの受付担当になってしまう。

 

 

 

 

文章:望月明音(ビジネスアカウント)
 
 

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