アイキャッチ物語 #76「私の想い、一輪の花に託して。」

いつもかわいいと好評頂いているアイキャッチ。ビジネスアカウントのメンバーに頼んで、ストーリーをつけてもらいました。

 

雅人先輩、路上にお花のワゴンが出てる!

ほんとだ。卒業式シーズンで出張販売か。

どの花も素敵!見るだけで心が元気になるね!

店の人は…いないか。いお、この花なんて似合うんじゃないか。

私です?花なんて似合うガラじゃないですよぅ。ガーベラ、いいですね。

ガーベラというのか。よく見かける花だけど名までは知らなかった。

確か~白は『希望』って花言葉ですよ。

卒業シーズンにぴったりだな。

あ、当日の花束はガーベラにしましょうか?

白だけじゃ、花嫁のブーケみたいだな。

じゃあ、オレンジも入れましょうね。花言葉は…『冒険心』だったかな。

卒業後の進路に似合う花言葉だな!

メイクの専門学校なんて、冒険もいいとこですよね。やってけるんですか?

俺のささやかな勇気が消えちゃうような言い方するなよ。

ごめんなさい。でも…翔栄町って割とのどかだし、都会ぐらし大変だなぁって。

がんばるさ。技術を習得したら、親戚の美容院で働くことが決まってんだから。

ふふ。先輩のそういうとこ、すごいと思います。じゃあ、赤のガーベラも追加で。

赤の花言葉は?

『常に前進』ですよ。私、赤が好きなんでこれはちゃんと覚えてます。

いおは赤が好きか。じゃあ、俺の店に来たら赤が引き立つメイク施してやるな。

ケバいのは嫌ですよ?

メイクが濃くっても、普段と違う自分になれるんだ。ハマると楽しいぞ~。

ふむ。じゃあ、真っ赤なルージュが似合う大人の女性にしてもらお。

いおを大人の女性にねぇ…。

な、なんですか。頭から爪先までジロジロ見て。どうせ田舎っぽいですよ!

いや失敬。ちょっと想像つかなくて。恋のひとつもしてみると変わるんじゃないか。

ふんっ。私だって、ちゃーんと恋ぐらいしてるんですー。

ほう。それは初耳。いおも、ちゃんと青春してるんだな。

ですです。だから、先輩のお店で会う時は立派なレディになっている予定です。

くっくっく。まーガンバレ。都会から、いおの恋を応援しといてやるよ。

でも、美容院でメイクってしてもらったことないけど…どんな時やるんでしょう。

結婚式とか、同窓会とか、髪をセットしてメイクもするんだよ。

はぁ。前髪切ってもらいに行くだけの私には無関係な世界ですね~。

そんなの自分で切ればいいじゃないか。

先輩は知らないんですよ!女子の前髪は切り過ぎると学園中の笑いものです!

自意識過剰?いおの前髪が世界の命運を握ってるわけでなし、誰も注目しとらんわ。

それはそれで傷つくなぁ。先輩は手先が器用だから得意なんでしょうけどー。

2年辛抱して待っててくれたら、翔栄町に帰ってきた俺がお前の髪をセットしてやるよ。

でも、お高いんでしょう?

そのネタ、微妙に古いな!学生価格据え置きでサービスだ。

わ、嬉しい!2年くらい待ちます!

よしよし、いい子だ。その代わり、赤が似合う大人の女性になってろよ。

はーい。

返事が子供まるだし…。やれやれ。

先輩は、ピンクって好きですか?

なんだよ。ピンクねぇ。いや、嫌いじゃない。

じゃあ、一輪だけピンクのガーベラ入れてもいいですか?

俺に許可をもらうようなことじゃないだろ。いおが買うんだから、好きな花でいいよ。

いいのかなぁ?みんなにニヤニヤされちゃうかもしれないですよ。

どうして。

ピンクのガーベラはね、好きな人にプレゼントする定番なんです。

 


いお

いお 翔愛学園高等部2年生

雅人のことが好きだけど、まだ伝えてない。
彼が卒業後、都会に行ってしまうのが本当は寂しい。

雅人

雅人 翔愛学園高等部3年生

卒業後の進路は、メイクアップアーティスト養成学校。
2年間で技術を習得したら、翔栄町に戻ってくる予定。

 

文章:望月明音(ビジネスアカウント)
背景:ゴルさん(ビジネスアカウント)

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