部屋の鏡を見るのが恐ろしいです。

翔愛学園の生徒さんから頂いた悩み相談に対し、私だったらどうするかを答えていきましょう。

PN: 鏡は真実を映さなくていい さん

下校して、部屋の鏡を見るのが恐ろしいです。
気に入ったアバターの顔で生きていたいです。
画面の中には入れないから、せめてリアルでは自分の容姿にがっかりしたくない。
笑顔で明るく過ごせる秘訣があったら教えてください。

自分の容姿に関しては、もって生まれたものがベースにあります。たいへんデリケートな問題ですね。

容姿はいい方が幸せか

相談者さんは、自分の容姿にがっかりするとおっしゃっています。世の中には、自分より容姿の良い人がいて、その方がいいんじゃないかと思ってるということですね。

世の中、上には上がいますから、客観的に美男美女に分類される人も、もっと美人になりたいと思っているかもしれません。美男美女の人生は、その人になってみないとわかりませんけど、美男美女なら等しく幸せな人生を送っているのでしょうか?私にはそうは思えないです。

美男美女なら出会いのチャンスが増える?

容姿が良ければ出会いが多く、容姿が悪ければ出会いのチャンスが少ないと思いますか?

でも、チャンスが多い方が幸せとは限らないですよね。美人に生まれたせいで、顔目当ての男ばかりが寄ってくるかもしれません。顔目当ての男と付き合って、その女性が幸せになれるとはあまり思えません。寄ってくる男が多いせいで、ふるいにかけるのがたいへんだったりします。結果、一番いい出会いを逃す可能性が高まるかもしれません。こんな風に、デメリットもたくさん浮かびますよね。容姿がいいことはメリットばかりではないし、出会いのチャンスが多いことと幸せになることは、直接結びつかないと思います。

容姿に関係なく、幸せを掴むチャンスは誰もがもっていることではないでしょうか。

誰もが劣等感をもっている

さらに、身体的な劣等感の無い人なんて、いないんじゃないかと思えます。

顔が良くても背が低いと悩んでいたり、すらっとしてても痩せすぎと悩んでいたり、美男だけどチャラいと言われるとか、誰でも何かしら容姿についての悩みを抱えていると思います。

つまり、もし美男美女に生まれ変わったとしても、悩みから開放されるわけではないと思うんです。

容姿の善し悪しは一長一短ある個性の一つに過ぎないと思います。何の悩みもなく全てを手に入れている人なんて、いないと思うんです。

見た目と雰囲気は別

それでも、少しでも見た目をなんとかしたいと思うのでしたら、生まれ持った容姿と、その人が醸し出す雰囲気はまた別ということを認識しましょう。

簡単に言うと、性格の良さはその人の外見(容姿ではない)から滲み出るものです。過去のブログに「爽やかさ」「フレンドリーさ」について書きましたが、相手に与える印象は、自分の心がけである程度コントロールできるものです。容姿に恵まれていなくても、爽やかで、この人と親しくなりたいと思わせるような人もたくさんいます。

生まれ持った容姿は変えることができないと悩まずに、他人からみた印象は、自分なりにコントロール可能と考えたほうがいいですね。

 

 

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