写真と向き合ってみる[11]:α900とZeissレンズで撮った京都

アイキャッチは世田谷区から見た今年の富士。APS-C機のα65に300mmで撮影(450mm相当)

 

少しさかのぼって2011年夏、キャラフレの修学旅行の取材に京都へ出かけます。
α900での本格的な取材となるそのタイミングで広角レンズを新調しました。

SONY製のDistagon T* 24mm F2 ZA SSM です。35mmフルサイズで画角24mmのレンズは、キャラフレの背景にもちょうどいい画角です。

Distagon T* 24mm F2 ZA SSM

α用のZeissレンズとしては3本目の購入となります。MINOLTA時代の焼き直しではなくSONYになってからの新設計レンズで、私にとっては初めてのSSM(超音波モーター)レンズでした。
24mmという広めの画角ですが、歪みも少なく安心して使えます。開放f値が2.0と明るく、開放でも極めてシャープで、前ボケ・後ボケに変なクセもありません。

SONY DSC 龍安寺の石庭 Distagon T* 24mm F2 ZA SSM

SSMによるAFは、高速で快適です。α900は一級品のファインダーを搭載していますが、さすがに24mmの広角で風景撮りだとマニュアルフォーカスをドンピシャに合わせるのは難しく、ほぼAFに頼りっばなしの撮影になりました。

SONY DSC金閣寺 35mmF1.4G

京都へは、メインα900、サブNEX-5という体制で行きましたが、NEX-5は緊急時の押さえという位置づけで、殆どをα900で撮影しました。
レンズは2420ZAと、お気に入りの35mm F1.4Gを時々交換しながら使いました。3514Gのソフトな描写も趣があっていいですね。

SONY DSC 鴨川川沿いの夜景。 Distagon T* 24mm F2 ZA SSM

 

2420ZAは、F2と明るいので手持ち夜景でも結構いけます。

以後、2420ZAを広角のメインレンズとして常用することになり、ここまで活躍したシグマの12-24ズームは引退することになりました。

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