賑やかな学園祭の季節を終えて、しっとりと落ち着いた6月になりました。キャラフレの6月は、校外のイベントからスタートです。
前半は沼の生き物採集とかたつむりレース
翔愛学園は、海と山を結ぶ中間くらいにあり、東側に森が隣接しています。本日から、森の向こうにある「奥の沼」という場所で、沼の生き物採集ができるようになりました。
高校生がオタマジャクシやカエルを採集するのは、ちょっと幼い気がするかもしれませんね。でも、現代ではなかなか体験することのできないことなので、私は好きなイベントです。
採集できる生き物は、アマガエルやトノサマガエルなどのリアルな生き物で、ファンタジーなモンスターなどではありません。ただ、一応ゲームということもあり、日本ではペットショップで手に入れるような、ウーパールーパーが採れたりもします。
そして、ゲームだから許されるのかどうか悩ましいのが、特定外来種や絶滅危惧種の取り扱いです。特定外来種の生き物が沼にいていいのか、それを捕まえて飼育することに問題はないのか。絶滅危惧種の生き物を、捕獲していいのか、という問題ですね。
今年良くても、来年は絶滅危惧種になるかもしれません。現状では、絶滅危惧種は企画段階でできるだけ避けるようにしていますが、近い将来捕獲そのものをやめて、観察だけにした方がいいのかな、という気もしています。作り物の仮想世界とはいえ、難しい問題です。
そういえば、東京ではカタツムリもめっきり見かけなくなってしまいましたね。道端でカタツムリを拾うということも、ゲームの中だけの出来事になってしまう未来がやってくるのでしょうか。