8月も終わりに近づいてまいりました。そろそろ皆さんも修学旅行が気になり始めた時期ではないでしょうか。
キャラフレの修学旅行は、地域の企業や施設、公共団体等との交渉からスタートします。
その中でも文化・歴史に関する施設や、県庁や市役所などとの交渉の場合、担当が年配な方になるケースも多いです。
その場合、「キャラフレとは」の説明以前に、「オンラインゲームとは」「ブラウザゲームとは」の説明からしなければならず、最初の一歩で苦労することがあります。
そして、もう一つ説明が難しいのが、「萌えキャラ」とは。
世の中には、「ゆるキャラ」と「萌えキャラ」の区別がついてない人が意外に多く、「萌えキャラ」と「ゆるキャラ」の違いから説明をしなければなりません。
ゲームに理解があり、「萌えキャラ」を始めとするサブカルチャーに親和性が高い地域、というのが候補地に求められる条件なのですが、同じ日本の中でも、理解のある地域と理解してもらうのが難しい地域に、大きな差があります。
2015年には沖縄に行きましたが、沖縄には「ご当地萌えキャラ」がとても少なく、萌えキャラとのコラボができませんでした。
一方、2014年の福島方面や、2016年の栃木方面には、「ご当地萌えキャラ」も多く、すべてのキャラ運営様に声をかけきれなかった程ですし、萌えイベントなども盛んです。
そして、今年。
いろいろな候補地の方とお話をした中で感じたのが、関西より南。つまり、中国地方、九州地方、四国地方の施設。特にアミューズメント施設ではなく、文化・歴史や宿泊・観光施設の方に、「ゲーム」や「キャラ」の理解をしてもらうのがとても困難。
キャラに関しても、ジスたんは岡山県ですが、他にアクティブな運営をしているキャラがとても少ないです。
一方、関西より東側になるとキャラも多いですし、ゲームについての理解も得られやすい印象です。
復興のためにキャラ運営の方が努力された、東北地方なども同様な印象です。
さて、キャラフレの修学旅行に、九州、中国、四国地方を期待されていた方々には、早めに謝っておきます。
私自身は幼少期を岡山や愛媛で過ごしたこともありとても愛着がある地域です。また、一部の市町村の役所関係者からは熱心な支援も頂きましたが、修学旅行イベントを充実させるだけの施設から許可を得ることができませんでした。
またの機会に地道な交渉を続けていきたいと思います。