音楽と向き合ってみる[5]:続々・ベストなヘッドフォンを探す

さらっと終わらせようと思ってたのですが、思ったより長くなったヘッドフォンレビューは今日で一区切りです。
昨日・今日と外出仕事だったので、ガッツリ聴いてきました。

理想的と言えるPoweramp Remote 4 Android Wearの操作性

2回目で軽く触れたスマートウォッチを使ったスマホの音楽操作ですが、それもしっかり試してきました。

 

Poweramp Remote 4 Android Wear
開発元:NeFa Studio
価格:¥149
平均評価:4.2(合計352件)
ダウンロード:5,000回以上
(2016年05月2日時点)

実際に、スマートウォッチに表示される画面はこんな感じになります。

poweramp-remote

左から順に、
再生コントロール
上下にスワイプすることで、ボリュームコントロールやプレイモードの切り替えなどができます
左にスワイプすると、トラック一覧やアルバム一覧、
アーティスト一覧やプレイリスト一覧などを選ぶことができ、
プリセットされた音質コントロールもあります。

もともとiPod nanoのようなプレイヤーを使っていた人にとっては、当たり前なのかもしれませんが、選曲をするためにスマホを取り出したり、シャッフルや次送りで運任せに選曲していたのとは、雲泥の差がありますね。
このおかげで、やっと聴きたいシチュエーションで聴きたい曲をストレス無く選べるようになりました。

 

いよいよ本命ヘッドフォンの登場

さて、ヘッドフォン視聴の続きにはいります。今回いよいよ本命の登場です。

 

JBL EVEREST 100

JBLのスポーツタイプイヤフォンの中では高級機種に位置するEVEREST 100です。マイク内蔵で通話にも使えます。イアーピースはコンプライのものに交換して視聴しました。

聴いてすぐ分かるのは抜けの良さです。クリアで爽やか、気持ちよく聴けます。楽器が綺麗に分離しており、ボーカルも気持ちいいです。耳にしっかり押し込んで密閉度を高めると、ベースの空気感まで聴こえてきます。ハウジングは大きめに見えますが、耳に収まりがいいのでそれ程目立ちません。値段を考えるとある程度の音質は当然期待するわけですが、低価格品に失敗して買いなおすことを思えば、安心して長く使えるメリットは大きいと思います。

 

最後に、敢えて低価格品と比べて、値段の価値があるか比べてみましょう。

Abusun® Bluetooth 4.1 ワイヤレスステレオイヤホン

聴いたことのないブランドなのですが、値段が手頃でバッテリー容量が大きそうなので購入してみました。

バッテリーと操作部分が左右に別れており、太めのケーブルでつながっています。その部分が安定して首にかかるので、重さは感じさせません。ユニットにLRの刻印が無いのですが、操作ボタンがある側がRになります。

ユニット部分は磁石でくっつくようになっており、邪魔にはなりませんが電源と連動するようなギミックはありません。値段を考えると贅沢は言えませんね。

音量を上げていくと、低音はしっかり出てきます。ただ密閉型ではないので音漏れが比較的大きいです。電車の中などでは迷惑にならないよう注意した方がいいかもしれません。
一方、中高音の伸びはいまひとつ物足りない印象です。嫌なうるささは無いのですが、頭の中でこじんまりと鳴っている印象でしょうか。音量を下げて静かに聞こうとすると、その傾向がさらに顕著になります。

それでもJBL EVEREST 100の1/5の値段で買えることを考えると、充分な音質と言えるでしょう。スポーツや旅行など、ラフに扱う可能性がある時にはいい選択になるかもしれません。

 

ここまで、耳のリハビリを兼ねてハードウェアのレビューをしましたが、次回からいよいよソフトウェアのレビューにとりかかる予定です。

 

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