PCでの作業効率をアップするために、多ボタンのゲーミングマウスを使ったり、プログラマブルテンキーを使ったり、いろいろと試しているのですが、完璧…てはないものの、かなりいい感じの製品が見つかりました。
ボタン表示もカスタマイズできるプログラマブルキーパッド:STREAM DECK
elgato社のSTREAM DECKは、15個のキーそれぞれにカラー液晶パネルがついており、キーの内容と表示をカスタマイズできるキーパッドです。
名前のとおり、STREAM配信する人やVJなどが機能を正確かつ素早く呼び出せることを目的としていますが、よく使うアプリのショートカットを登録して、ファンクションキー的に使うと、作業効率アップに役立ちます。
https://www.elgato.com/ja/gaming/stream-deck
キー数は15個ですが、フォルダ的に複数のキーを一つにまとめたり、キーによって、あるいは起動するアプリによってプログラムを自動的に切り替えることもでき、最大210個のアクションを割り付けることができます。
私も使いはじめてすぐに、100種類くらいは登録しました。
登録数が多いとどのボタンに何を登録したかわからなくなりがちですが、STREAM DECKは、キーに埋め込まれているカラー液晶に、自分で編集したアイコン画像を読み込ませることができ、どのキーに何の機能を割り当てたのかわかりやすいだけでなく、カスタマイズそのものが楽しめる製品です。
STREAM DECKのもう一つのウリは、同社のGame Captureという製品や、ユーザーの多い配信ソフトであるOBS Studio、Twitch、Twitter、Youtubeなどと高度に連携する機能を搭載していることなのですが、私は配信用には使いませんので、ホットキーの割り当てくらいしか使いません。
残念なのは、STREAM DECKにキーマクロのような機能は搭載されていませんので、単体でできるのは1つのボタンを押して、1ストロークのキーコードを発行できることに限られます。
1つのキーを押して、連続したコマンドを実行させるには、Photoshopならアクションと組み合わせたり、別途キーマクロのためのソフトウェアと組みあわせる必要があります。
ドライバーアップデートは頻繁におこなわれており、つい先日も1つのPCに複数のSTREAM DECKを接続して、実質的なボタン数を増やせる大型アップデートがありましたので、将来に期待ですね!