写真と向き合ってみる[7]:中級機α700登場

2007年、待望の中級機α700が登場します。画素数は1200万画素。操作性が大きく変わるわけではありませんが、ガッシリしたボディと小気味良いシャッター音は撮る楽しみを大いに向上させてくれます。もちろんα100もサブカメラとしてまだまだ現役です。

待望の中級機:α700

もう何も不満はありません。他のメーカーと比べても、肩身の狭い思いをしないスペックが、リーズナブルな値段で手に入りました。

撮影場所によって、メインとなるレンズをチョイスしα700に装着。メインが望遠よりなら押さえに広角をα100に、逆にメインが広角なら中望遠をα100にという2台持ちであちこちを撮影しました。この頃には標準ズームは処分して持っていませんでした。

クリスマス渋谷α700で撮影。18mm相当

右がBunkamura通り。東急本店まで見渡せそうな情報量が圧巻です。

 

SONYによりもたらされたZEISSレンズ

SONYの技術と融合することで、バッテリーのスタミナ化に期待したことは以前に書きましたが、 SONYにはもう一つ期待されることがありました。それはハンディカム時代から培われてきた、ドイツの名門カールツァイスとのバートナーシップです。
SONY製ZEISSレンズは、旧ミノルタの技術陣により設計されたレンズをカールツァイスによる監修のもとに製造したものです。柔らかい描写を得意とするMINOLTAレンズに、ZEISSのシャープネスが加わるとなると、どのような仕上がりのレンズになるのか期待せざるをえません。

一眼でのZEISSデビュー1本目にチョイスしたレンズは、planar T* 85mm  F1.4。ボートレートレンズの銘玉として名高いMINOLTAの85mm F1.4の基本設計を受け継いでおり、美しいボケとシャープな描写が期待されます。F1.4と明るいので夜景差設営や低照度な屋内撮影の時もチョイスしました。

SONY DSC85mm F1.4 ZA。綺麗なボケですが、開放では口径食によりレモン形のボケになります。

さて、余談です。現在はSONY製でもplaner T* 50mm F1.4がありますが、当時はSONYのラインナップにはなく、一時期コシナのplaner T* 50mm F1.4を使ったことがあります。
マニュアルフォーカスである点はしょうがないとして、周辺に流れるような収差(通称グルグルボケ)が盛大に出て、これは完全にオールドレンズだなと思わせる、なかなか扱いの難しいレンズでした。そういう意味でもSONYやMINOLTAの新しい設計によるZEISSレンズが使えることのありがたさを実感しました。

 

 

 

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