『楽しく仕事して楽しく生きるためには』永江一石さんの記事について

先日、連載記事にて「仕事や勉強を楽しむ方法」について書きました。そろそろ続きを書こうかと思っていたら、タイムリーに永江一石さんのブログに同様のテーマで記事があがりましたので、取り上げてみたいと思います。『楽しく仕事して楽しく生きるためには』 永江さんのブログはこちら

冒頭は、堀江貴文氏(以下ホリエモン)の障がい者差別発言に関する言いがかりの話題ですが、これは、私もたまたまツイッターで見ていました。揚げ足をとるだけの批判が多くて、実のある議論にはなってなかったように感じましたし、自分の発言を棚に上げつつ、ホリエモンのように影響力のある人は発言に気をつけるべき、のような安全地帯からの批判が多いのも気になりました。本人は、「それが世の中」と割り切っているようなので、私が心配することではないんですけどね。

それはさておき、永江さんは「仕事を楽しんでいる人」と「仕事を楽しんでいない人」の対立構図と考え、なぜ仕事を楽しめないのか、また仕事を楽しむにはどうすればいいのかについて述べています。

まあ、自分の経験でも「コレが面白い!!」には早々たどり着けないのだが、矢沢先生のおっしゃるように、

やりたいことやっちゃう人生のほうが、間違いなく面白い

つまり、やりたいと思ったことをどんどんやっているうちに、面白いことにたどり着き、それを仕事にできたということですね。

今、楽しい仕事ができていない人は、とりあえず遊びでもいいから、面白いことをどんどんやりましょう。最初は遊びでも、どんどんやって極める程になれば、それを仕事にできる道が開けるということだと思います。

ではどうやってやりたいことで飯が食えるのかというと、知見や能力を高めるしかない。矢沢先生だって挫折もあったろうし、厳しいときもあったはずだ。自分もいっぱいありました。ただ「本当に好きなこと」であれば、知見や能力を高めることは勉強とか努力ではなく「熱心に遊ぶ一環」なのでござるよ。だから他人より抜きんでることができる。

学生時代に、自分のやりたいことや目標を見つけた若い子たちから、「どんな学校へ行けばいいでしょうか?」という質問を受けることがよくあります。

私は、一時期専門学校でプログラムを教えていたことがありますが、その中で優秀な子に共通なのは、自分の趣味(遊び)の時間を使って、ガッツリとプログラミングにのめり込んでいたことです。

実際、そういう子は学校で教わらなくても自力でスキルを身につけていくでしょうし、授業の時間だけプログラムの勉強をする子とは、明らかな差がついていきますね。

たぶん、グラフィックにしてもシナリオにしても学校で教わるだけでは、なかなか身につかないでしょう。そういう意味では学校なんて世間体以外の意味はあまり無いと思うのが本音です。ただ、良い仲間や良い先生との出会いの場になる可能性はあると思います。

そういえば、私も高校時代はオーディオなどが好きで、電子工学科というアナログハードの勉強をする学科に進学しました。ところが大学に入ってからデジタルとソフトウェアの面白さにはまってしまい、単位をとるのに、たいへん苦労した思い出があります。好きでないことをやらされるのは、なかなか辛かったわけです。

もし情報工学科に進んでいれば、もっと楽しく勉強できたはずなのですが、人生にはやり直しができない局面もあったりしますね。そのためにも、やりたいことを早く見つけることで、ずいぶん変わってくるのではないでしょうか。「楽しく仕事をするためには」というテーマは、引続きとりあげていきたいと思います。

 

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