写真と向き合ってみる[31]:APS-Cにリーズナブルな超広角ズーム

APS-Cでシステムを組もうとすると、広角にはどうしても苦労します。35mm換算で35mmくらいの明るいレンズか欲しいなと思うと24mm前後を探すこととなり、明るいレンズは画質にも妥協しておらず、重く大きくそして高価になりがちです。
ただ、短焦点にこだわらず、そこそこ画質の良いAPS-C用ズームレンズとして探すと、コンパクトでリーズナブルな良レンズもあったりします。

アイキャッチは、NEX-5にE10-18mm F4 f/4.0 1/100秒  ISO200

E10-18mm F4は、35mm換算15mm~27mmとなる超広角ズームレンズで、画角の割にはたいへんコンパクトかつ軽量です。またズーム全域でf4という使いやすいスペックながら、無理しすぎてない設計のおかげで、とても精細で良い写りをします。

NEX-5_E 10-18mm F4 OSS__DSC4039-HDR10mm 1/640秒 f4.5 ISO200

画面の四隅は、多少像が流れますが、広い範囲が一気に写せることは、旅行スナップで重宝することでしょう。

ILCE-6500_E 10-18mm F4 OSS__DSC2050 望遠端18mm 1/60秒 f8 ISO200

テスト撮影です。望遠端の18mm(35mm換算27mm相当)。歪みも気にならず、破綻のない広角写真が撮れます。

ILCE-6500_E 10-18mm F4 OSS__DSC2041-HDR広角端10mm 1/60秒 f8 ISO200

一方の広角端。35mm換算で15mmというと、日常使いというよりは、特別なシチュエーションでの限定的な使い方になると思います。

 

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