今日で8月も終わりです。キャラフレの9月と言えば、皆さんお楽しみの「修学旅行」ですね。
修学旅行の準備は、だいたい学園祭終了直後の5月末から、今月の開催ギリギリまで、おおよそ4カ月かけて準備する一大イベントです。
今年の行き先は…まだ発表しませんが、取材自体はおおよそ終わっています。
現時点での撮影枚数は5,267枚、RAWデータでの撮影容量は223GByteになっています。もう少し追加撮影するかもしれません。
カメラが年々高画素化することもあって、データ量が膨大になっていきますね。
もちろん、キャラフレの背景のために、現在のカメラ程の画素は必要ないのですが、トリミングしたり部分的に使うことも考慮して、素材は最大画素(7952×5304)で撮影してあります。
それをHDR処理するため、5枚ブラケットで撮影しています。
まず、撮影後の素材はAdobe Lightroomにひと通り読み込んで、使うものと使わないものの選別をします。
HDR処理には、PhotomatixProというソフトを使っています。この段階で、トーンマッピングをして、ある程度絵画調に仕上げています。
トーンマッピングしたものを、再度Lightroomに読み込んで、現像具合を再調整し、その後フォトショップへ書き出しをします。
フォトショップに移してから解像度を落とし、もう一段階絵画調に加工して、実装データとなるわけです。
HDR処理をはじめたのは、2014年の福島以降ですので、その頃から素材が圧倒的に重くなり、処理時間もかかるようになりました。
この修学旅行作業シーズンは、PCのスペックが倍くらいになって欲しいと思う時期でもあります。