ドローンや自動運転車両と、にわかに注目される人工知能について

人口知能から連想する未来が、「鉄腕アトム」のような…だと、私よりもちょっと上の世代でないとピンとこないかもしれません。でも、「ドラえもん」だったら、殆どの皆さんが知っていると思います。「ドラえもん」は、明るい未来を想像させる作品ですが、人口知能の恐怖を描いた「ターミネーター」などの作品もあります。私たちが子供の頃は、これらのような思考して自律的に行動するロボットが21世紀である今頃には存在しているイメージでした。ちょうど私が大学生の頃も、人口知能研究が盛んだったことを覚えています。

30年後、人工知能が人類を駆逐する?AIの進化で消える仕事と残る仕事

80年代の第二次ブームでは「知識」を与え、専門家のような判断を下せる「エキスパートシステム」が開発された。当時の通商産業省が約570億円をかけて「第五世代コンピュータ」の開発計画をリードしたが、思うように進まず、再び冬の時代が到来した。

記事中に書かれているように、私がプログラミングの勉強をしていた頃、CやC++などの言語を学ぶ以外の選択肢として、LISPやPrologなどの人工知能言語を勉強する同期もいたりしました。しかし、その当時の人口知能研究は一旦行き詰まり、表舞台から長らく消えることになりました。最近、Googleによる自動運転車両の実験や、ニュースを賑わしているドローンなどによって、再び注目を集めています。

現在、脚光を浴びている最新のAIは、技術革新によって2つのことが可能になった。人がデータを供給したり、特定用途のアルゴリズムを教え込まなくても、自分だけで能力を高める「機械学習」と、物事の特徴を自分で抽出、重層的に把握して概念化する「深層学習」である。

この、「概念化」という部分がかつて行き詰まった部分であり、それができるようになったことは、大きな進歩と感じます。

自律飛行型無人機(ドローン)

ドローンが官邸屋上で発見されたり、善光寺境内へ墜落したりと、ニュースを賑わせています。これらのドローンは、主に撮影を目的としたラジコンで操縦するクワッドコプターなどであり、人工知能とは直接関係ありません。ドローンとは人が乗っていない航空機の総称であり、軍事目的のものから玩具まで、ごちゃまぜに議論されているように思われます。

玩具としてのドローンは人間が遠隔操縦するものですが、自律的に飛行して目的を遂行するものも実現されています。『アマゾンのドローン配達、明らかになった野望

ドローン同士は互いに通信し合い、配送環境に関する情報(天候、交通状況、障害物などのことだろう)をほかのドローンから受け取って配送ルートをリアルタイムで修正。飛行経路と予定着陸地点が安全で、障害物がないかどうかの判断をするという。

荷物運搬用のドローンは、玩具よりも大型で重く墜落事故などの懸念も高いと思われます。人が操縦しないということは、ハッキングによる乗っ取りなどの可能性も考えなければなりません。法整備の問題も(玩具以上に)議論する必要がありますが、ネットで申し込んだら1時間後に商品が届く未来は、近い将来現実になりそうな予感です。

自動運転車両

自動車の自動運転についても、最近の記事から拾ってみましょう。『ダイムラー、ネバダ州でトラック自動運転の許可取得

ダイムラー傘下の米トラック大手フレートライナー製トラック2台向けにネバダ州からナンバープレートが発行された。ネバダ州が設定した試験運転距離を問題なく走行し、州内の高速道路を自動運転できるようになった。立体撮影カメラ、レーダーやセンサーが周囲の危険を察知。前方の車を自動追跡する機能もついている。ダイムラーは昨年、試作車を公開していた。

高速道路という、信号や歩行者などがいない限定的な場所ですが、実際に公道を自動運転車両が走行できるようになったというニュースです。トラックの運転手が睡眠時間を削って、過酷な労働環境で運転するよりも、安全性が期待できますね。実際に運用が始まれば、試験走行よりもはるかに膨大なデータが蓄積でき人工知能の学習も進むと思われます。一般消費者向けの自動運転小型車の開発も加速することでしょう。

ネット越しの相手が人口知能だったら?

人口知能搭載の車と言えば、「ナイトライダー」のkittを思いだしますが、ドライバーの雑談相手になってくれたり、状況を先読みして気を利かせた判断をしてくれたりするのは、まだ夢物語と思われます。でも、私たちオタク的な空想の世界には、寂しい時に話相手になってくれるロボットに憧れる気持ちがあると思うのですが、いかがでしょうか?

現在の技術では、残念ながら「感情」というものが再現できておらず、「ドラえもん」との決定的な違いになりそうです。

AIは人間の本能を持っていないため、この共感力を持つことはできない。AIがやっていることを人間に例えると、「自分はまったく共感できないが、経験上、こうすれば相手が喜ぶのでやってあげている」という感じだろう。

2足歩行型ロボットに搭載されるかどうかは別として、「ネットの向こうで楽しくチャットしてる相手が、実は人工知能だった」なんて未来には、少し興味がわきますね(笑)

 

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