【連載】仮想世界の暮らし方 第7回

学校への憧憬

同じ年齢の子どもを40名単位の教室に隔離して、理想化された教育を施そうとする現在のシステムを「近代教育」といいます。様々な批判や議論はありますが、根本的に見直される様子はなく、国民全体がそのシステムに組み込まれています。

続きを読む →

【連載】仮想世界の暮らし方 第6回

僕らが大人になれない理由

なぜ、私たちは大人になれないまま年齢を重ねてしまったのでしょうか。きっと、少年期にやり残したことがあるせいではないでしょうか?少年期にやり残したことは、空想により補うことができますし、私たちはそうやってバランスとってきました。

【連載】仮想世界の暮らし方 第5回

空想力はオタクのスキル

結論から言います。少年期に誰もが持っている空想力を失わずに、青年期や大人に達した人達をオタクと定義します。まず、ここではオタクを肯定しましょう。そして、オタクの中でも空想力が突出した人達は「中二病」と呼ばれたりしますが、これも肯定します。さらに秀でた空想力を持てば、クリエイターや作家と呼ばれる人になれますし、その先には偉人と呼ばれる大発明家もいることは、アインシュタインに空想癖があったり、エジソンに引きこもりの傾向があったりすることからも想像できます。

続きを読む →

【連載】仮想世界の暮らし方 第4回

ネットは有害か

私も年齢を重ね、世の中にもコンピュータやインターネットが十分に普及しました。子どもと呼べる年代の手にもスマートフォンが行き渡ろうとしている時代です。しかし、ネットの普及に伴って、子どもが長時間ネット端末に触れることが、害悪として語られ始めました。

続きを読む →

【連載】仮想世界の暮らし方 第3回

私がゲームクリエイターを目指した理由

大人にとっても子どもにとっても、空想世界は現実からの逃避先になります。現実逃避と言うとなんとなくネガティブな印象があるかもしれませんが、私はどんどん逃避していいと思っています。空想世界へ逃避することは、現実のディズニーランドに行ってリフレッシュ効果を感じるのと、なんら変わりありません。

続きを読む →