公開イベントにおけるアイコンと発言の権利は?

本日は、キャラフレのユーザーさんから届いた質問にお答えしてみたいと思います。

PN: 広報研究会部長 鈴森美穂さん

キャラフレ内で行われているイベント等全ての権利はキャラフレに帰属するという認識で活動致しておりますが、それで間違いはないでしょうか?

全ての権利という言い方をすると、少し乱暴な議論になってしまいます。鈴森美穂さんの質問文にも細かい補足があり、私からも権利とは何かについて明かにしていきたいので、興味のある方は続きをご覧ください。

判断を仰ぐ理由
1 前 提
広報研究会は現在以下の2点を主な活動としております
 
(1) イベント時における主催者様のPRと活動記録の作成
活動記録とはステージで行われたイベントを記録整理してPDFにまとめ(ライブ録画を紙に展開したようなものです)ステージの振り返り、次回への活動へつなげていただくために徹夜作業にて主催者様の記憶がはっきりしている翌日の朝、遅くとも夜までにはお渡ししています。
現在5団体の方の記録を常時作成し提供していますが、濱田様がブログで発表される新コラボの方は可能な限り初回記録を作成して記念としていただくほかご要望があれば次回以降も作成しております。
 
(2) キャラフレ内での居場所の提供
姉妹部と連携し、居場所が定まっていないコラボ等の方を安心してくつろげる空間として女性であれば姉妹部に案内するとともに、イベント等の観客動員、キャラフレ内店舗のお店番支援等を行なっています。
コラボの方は仕事の一環として来られているという特性から、写真等を多くツイートして上司に報告しやすくしています。
 
2 相談に至った経緯
今回も濱田様のブログにより初回ステージを知り、ご本人及び一緒に立つメイジ様へ記録をお送りするために会場にて作成に入りましたが、客席からクレームが入り、ステージが荒れそうだったため直ちに取材を中止しました。
クレ ームの論点を整理すると、公開のイベントであってもアイコンの肖像権と発言の著作権はユーザーにあるのだから全員の同意をあらかじめ受けない(物理的に受けられるはずのない)記録の作成はするなということです。
写真を含め、前提にあげた2活動はキャラフレに権利があるという前提で行なっているため、もしクレームの方が正しいとしたら広報研究会は著作権違反となる活動をしていることになります。
 
3 ご判断後の処置
(1) キャラフレに権利があるで間違いのない場合
引き続きキャラフレの充実発展の為に微力を尽くして参ります。
 
(2) 権利はユーザーにあるという場合
直ちに今までのファイルは消去し、広報研究会を廃部、活動を中止します。

 アイコンの肖像権と発言の著作権について

質問文にある「全ての権利」と言ってしまうと多少話が乱暴ですね。相談に至った経緯にある「アイコンの肖像権」と「発言の著作権」について、まず整理したいと思います。

アイコンの肖像権と発言の著作権が全てキャラフレにあるか?と聞かれると、答えはNoです。百歩譲っても、ユーザーとキャラフレの共同の産物という考え方になると思います。

しかしながら、これらに(共同の)著作権が主張できるかと言うと、私はかなり難しいと思っています。なぜなら著作権というものが、そもそも「自らの思想・感情を創作的に表現した著作物」に対して与えられるものなので、キャラフレが用意したパーツの組み合わせであるアイコンや、普段の会話について、創作的に表現した著作物であると主張しても、なかなか認められないと感じます。従って、アイコンの肖像権や発言の著作権は、そもそも主張できる著作権が存在しないと、私は考えます。

例外として、ユーザーが創作したオリジナルの小説を掲示板に貼った場合や、チャットログにて語った場合、作者の著作権が発生すると思います。キャラフレに権利はありません。
ステージイベントで演劇のようにチャットで会話劇を行った場合は、アバターや顔アイコンに関しては、ユーザーとキャラフレの共同著作物。劇のテキストに関してはユーザーの著作物と言うことができると思います。

イベントの場合とは分けて考えてくださいね。

イベントのログ保存に問題があるのか

イベントでの会話に著作権は存在しないとして、今回の本当の論点である、イベントのログ保存について見解をお話しします。
これについての公式見解としましては、イベントはキャラフレ内で誰でも参加できるように公開されており、さらに公式ブログのライブイベントコーナーにてキャラフレ外にも公開されています。
このように誰でも見れる状態であることは、ユーザーも認識した上で発言していると考えており、誰でも見れるものをログ保存することに何ら問題はないと考えます。

他に問題はなかったのか

では、ログの保存を嫌がった人がなぜ現れたのかを考えてみましょう。ご本人から話を聞いたわけではありませんので、ここから先は予想となりますが、何か理由がなければ広報研に対してそのような要求はしないと思います。

おそらく、要求をしたユーザーが懸念するのは、ログの利用や流出に関する懸念ではないでしょうか。例えば会話内容について、後からおもしろおかしく語られて、名誉を傷つけられる。みたいな問題です。
これに関しては、最終的に悪意のある利用をした人に問題があり、ログを保存した鈴森さんの責任を追求するような種類のものではないと考えます。中傷した人がいたら、あくまで中傷した人の非として責められるべきことです。

ただ、広報研究会さんも私益のための活動ではなく、公益を目指した活動だと思いますので、私から以下のような配慮をお願いしたいと思います。

ゲーム内にてログを保存すると、客席発言者の番号と氏名も取得されると思いますが、公式ブログのライブイベントコーナーの公開に準じて、発言者の氏名と番号を消した上での再配布をして頂けませんでしょうか。
たまに、発言の中で名前をしゃべってしまう人もいますが、それは公式ブログでもそのまま公開されており、その消し込みまでの作業は不要と思います。

折角善意で頑張って頂いている方に、追加作業のお願いとなって恐縮ですが、今後とも宜しくお願い致しますm(_ _)m

 

 

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