【連載】仮想世界の暮らし方 第1回

ネットは空想補助ツール

21世紀に入り、世界が大きく変わったことはなんでしょう?
宇宙旅行も人工知能も実現していませんが、いつでもどこでも繋がっていることが当たり前のネット環境は、20世紀には無かった技術です。電車の中で、誰もが手のひらサイズの高精細ディスプレイを見つめ、刻々と変わる情報を収集している。その風景は、NTTドコモからi-modeが登場する1999年頃までは、誰も想像していませんでした。

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体調管理で気をつけている事などありますか?

本日は、キャラフレのユーザーさんから届いた質問や相談にお答えしてみたいと思います。

ペンネーム:匿名さん
体調がなかなか上手く整わず、お仕事を休みがちになってしまう事が多いです。何か体調管理で気をつけている事などありますか?

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朝日新聞の報道「スマホやめるか、大学やめるか」について、信州大学学長の真意はどこにあるのか

4月5日の朝日新聞による報道”「スマホやめますか、それとも大学生やめますか」 信州大学長、入学式で迫る“は、ヤフーニュースでも配信され、大きな話題になりました。
まずは、挑発的なタイトルが目をひきます。しかし、メディアは多くの人に読まれたいわけですから、必要以上に煽るタイトルがつけられがちです。信州大学の山沢清人学長に、二者択一を迫る意図があったかなような先入観をもつべきではありません。

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2015年度新学期・情報化村社会に生きるキャラフレユーザーの皆さんへ

2015年になり、スマートフォンもますます普及してきました。いつでも、どこでも繋がっている社会がいよいよ訪れたと言えるでしょう。
日本は戦前までの「村社会」文化から、高度成長期の「都市社会」文化へと移り変わってきました。「村社会」では、小さなコミュニティの中で、人々が助け合い、共同生活を営んでいました。独りぼっちでは、食べ物の確保すら難しかったのです。もし、私欲に走ったりモラルに反する行動をとって村を追われたりすると、生きていくことができない時代でした。
近代化により「都市社会」が生まれると、人は一人で生きていくことが可能になりました。村を出て都市に移り住んだ人々は、お金を稼いで食料を買うことで、助け合う必要すらなくなります。そのことを自由と考えた人々は次々と村を出て、一気に都市化が進みました。
しかし、ネットの普及により、都市の人々は急激につながりを求めはじめます。しかも、数十人単位で家族のように固まっていたかつての村社会と異なり、日本中・世界中という規模で、つながりが張りめぐらされようとしています。
明らかに「都市社会」と異なる文化を形成しつつあり、新しい「情報化村社会」の到来と呼んでもいいでしょう。

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キャラフレのオリジナルコンテンツ「ゲームチャット」の生い立ち

キャラフレは、オンラインゲームの世界で2Dアドベンチャーゲーム(以下ADV)を展開したいという発想から生まれました。スマートフォンが充分に普及する前の頃でしたが、ガラケーにはページめくりのアドベンチャーゲームは存在していました。でも、オンラインゲームを謳うには、オンラインで配信するだけでは面白くありませんし、何より長期間遊んでもらえるものになりません。なので、最初からマルチユーザーでプレイできるものを目指し、アバター、マップ移動、クエスト、といった要素を企画に盛り込んでいきました。

そのような構想の中で、ADVの最も純粋な要素「選択肢を選んで会話を進める」という部分に絞って、ネット越しの相手と一緒に遊べるものを作ろうとしたのが「ゲームチャット」です。

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